こんにちはアースです。

塾で色んな子供、そして子供の親御さんに出会いました。その中で授業態度や学習意欲に問題があると感じた子供の親御さんには失礼ながら、少なからず問題があると感じました。

勘違いしないでいただきたいのは、親御さんに問題があっても、必ずしも子供に問題があるわけではないのです。

ステップ1 褒める!

勉強ができる子供にするために一番大事なことは、勉強を好きになってもらうことです。誰でも好きなことは人に言われなくてもやります。

そこで、勉強したこと、できたこと、良い点をとれたことを大袈裟なぐらい褒めてあげてください。とくに子供が小さければ小さい程、親に褒めてもらうことは子供にとってこの上ない喜びになります。

それが、勉強に対するヤル気になり、勉強を好きになっていくことにつながっていきます。

良い点がとれたら何か買ってあげるというような気持ちの引き方はやめてください。勉強をする目的が物を買ってもらうことに変わってしまい、買ってもらえなかったり、前より良いものを買ってもらえないと、ヤル気がなくなります。

それよりも褒めてあげることで、精神的な満足感や優越感を満たしてあげてください。そうすることによって勉強が好きになっていきます。

ステップ2 人と比べない!

これは勉強を嫌いにならないために大切なことです。

兄弟姉妹と比べたり、同級生の〇〇くんや〇〇ちゃん、お父さんやお母さんの学生時代などと決して比べないでください。

あっ!比べても良い場合があります。

それは、その子の過去とです。ただし比べて悪くなったことではなく、できるようになったことや良くなったことです。

勉強はやればやるほど、積み重なっていきます。過去の自分にはきっと勝つことができます。手応えを感じることができれば、勉強に対する自主性が育っていきます。

ステップ3  怒らない!

これも勉強を嫌いにならないために大切なことです。

親が子供に勉強を教えると、ついつい感情的になって絶対に言ってはいけないこと…

『 何でこんな問題もできないの!』

という最悪な一言を言ってしまうことがあります。勉強嫌いになること間違いなしです。教えない方がずっとましです。

ですので教えるのではなく子供さんの勉強に関心を持つというスタンスに変更してください。

そのためにはまず、テストの結果を是非見てあげてください。そして点数が下がっていても怒らないで良いところを見つけてあげてください。

計算問題が全問正解したこととか、漢字が全部書けたこととか、何でも良いです。

そしてその後に何故間違えたのか、何故点数が取れなかったのかを聴いてあげることで、勉強が足りなかったのか、見直しをしなかったのか、子供が自分で分析する様にもっていってください。

この時、決して怒らないでください。子供の分析に合わせて、もっと勉強する様に、見直しする様にアドバイスしてあげてください。もしズレていると思っても否定せずに、同調した上で付け足しでアドバイスしてあげてください。

アドバイスをする時は、二択でも良いので子供が選択できるようにしてあげてください。

こうすることで勉強を親にやらされているのではなく、自主的にやっている感覚になっていきます。

ステップ4 得意なことを伸ばす!

もちろん苦手な教科が無くなるのが理想ですが、まずは得意な教科をどんどん伸ばしてください。得意な教科を伸ばすことで、苦手な教科も伸びてくることがあります。

『得意なことを伸ばす』と書かせていただいたのですが、実は勉強でなくても良いと思っています。クラブでも、趣味でも得意なことをどんどん伸ばしてください。

好きなことを一所懸命頑張れる子供は、必要になれば勉強も頑張れますし、例えばクラブを引退した後に勉強を頑張る子供もたくさん見てきました。

あまり勉強せずに、成績に合わせていける高校を選び、学校がつまらないなどの理由で結局中退した子供もたくさん見てきました。そうならないためには目標は高く設定し、その目標に向かって一所懸命やり得意なことを伸ばすことが大切だと思います。

ステップ5 必要性を教える!

大人になると、もっと勉強しておけば良かったと思われる方が多いのではないかと思います。

かくいう私も学生時代に通知表がほんのりかった英語・・・。

仕事で必要になり現在スピードラーニング中です。

こういう経験から親は子供に勉強をさせたくなるのでしょう。

しかし、ただ勉強させようと思っても子供にとっては勉強が目的になってしまいます。

なので子供がやりたいことや、やりたい仕ことがあればそのためにはこういう勉強が必要だということを話してあげてください。そうすることによって、勉強が目的ではなく勉強の必要性に気付くことができます。

5つのステップを書きましたが、勉強ができること、良い学校に行くことがゴールではなく、より良く生きていくための道具になることを望みます。

では!